大成ラミックという会社がある。
https://www.lamick.co.jp/
食品包装用フィルム並びに充填機を手がける大手企業なのだが、
株主優待を実施している。
100株以上を1年以上保有で、自社の技術を使った食品詰め合わせ5000円分だ。
北海道から九州まで、さまざまなメーカーの食品が揃う。家計は大助かりだ。
大きなダンボール箱に、これでもかと食品が詰め込まれている。
全部ではないが、夕食に使ってみたレビューをここに挙げてみようと思う。
・空知 唐揚げザンギのたれ
唐揚げの下味をつけるためのタレで、味噌がベースになっている。
ザンギというのは、北海道での唐揚げを指す言葉だそうだ。
鶏肉200g用が合計4袋入っているので、唐揚げ800g分になる。
家で一気に全量唐揚げにした。
味は醤油が染みていて絶品。安売りの鶏肉もたちまち専門店の味わいにすることができた。
食べきれない分は冷凍し、後日解凍してトースターで食べたがそれでも美味しさは変わらない。
・ICHIBAN あごだし醤油ラーメン2人前
いわゆる生ラーメンセットだ。
あごだしというのは、飛び魚のことを九州では「あご」と呼ぶことに由来する。
生産量もわずかだが、味には定評のある高級だしだ。
※もやしとメンマ、チャーシュー、ネギは別途購入
味は魚介の出汁が効いていてこちらもラーメン店の味わい。インスタントだと分からないくらい
の仕上がりにすることができた。これが無料でもらえるのだから株主優待はすごい。
・マルタイ 久留米とんこつラーメン2人前
こちらは乾麺とスープのセットだ。
スープを作るときから、とんこつスープの美味しそうな匂いが広がる。
麺は程よい硬さと長さで、家にいながら本格的なとんこつラーメンを味わうことができた。
※もやしとメンマ、チャーシュー、ネギは別途購入
・空知 札幌スープカレーの素 2人前
スープカレーは初めて食べたのだが、スパイスの香りをより楽しむことができた気がする。
香り高いのと赤っぽい色合いから、辛い味付けになっていないか心配だったが大丈夫だった。
見た目ほど辛くはない。ジャワカレーの中辛くらいだと思う。写真の通り、鶏肉との相性がよかった。
・モランボン タンドリーチキンとジャンバラヤのもと
タンドリーチキンは香ばしく、焦がすくらいで一番美味しく作ることができた。
セール品の鶏肉が瞬く間に香ばしい
ジャンバラヤは意外にもアメリカ発祥の料理だ。
しかしエスニックのような異国情緒たっぷりの味わいだった。
スパイスの香りが部屋中に広がり、食べる時だけでなく料理している時から「味わえる」料理だった。
・モランボン ポキ丼のたれ
ポキ丼はサーモンとアボカドの丼なのだが、私は生魚とアボカド両方が苦手だったので
焼きシャケときゅうりと山芋を組み合わせてみた。
レモン風味のけっこう酸っぱいタレがシャケとの相性抜群だった。
味はかなり濃いので、白米はたっぷり目のほうがいいかもしれない。
食品の包装は非常に高い安全性と信頼性が求められるが、長年に渡り信頼を積み重ねてきた
技術力はもっと高く世の中から評価されてほしいと思う。
普段の生活ではなかなか目にすることはないが、食品の包装技術は今の世の中になくてはならない技術である。
株主優待廃止を決める企業が増えてきている中で、こうして株主還元を続けてくれている企業は貴重である。
普通に変えば５０００円分しそうなところだが、それが投資するだけで無料、おまけに配当金までもらえる。
株主優待制度とは素晴らしいものである。各社株主優待をどんどん実施してもよいのでは？とさえ考えている。
個人の貯蓄を投資に導く上で、NISAとは別で税金のかからない恩恵を受けられる。
この優待を機に、夫婦２名義に買い増しを実施し、再来年には2倍の量が到着予定である。おそらくこの中身だけで
2週間は暮らせるようになるだろう。
株主優待は10年前に比べて二極化が進んでいるように感じられる。撤廃するかより充実させる（新設する）かだ。
相場を見ていると、優待関連のニュースだけで株価が５％以上上下することもよくある話だ。
株主優待はそれだけ人々の売買を左右する要因になっていると言っても過言ではない。
そのため、私は優待ニュースの流れに乗って売買するのではなくあえて一ヶ月くらい放置し、落ち着いた頃に
改めて売買の検討を行うようにしている。優待がある会社の株が下がっていれば、家族名義で買い増しするのもよくあることだ。
同じやり方で、ライオン、ポーラオルビス、NTT、オートバックスの株を安く手に入れることができている。
どの会社も配当、優待どちらも充実しているので、今後も保有を継続する予定だ。
優待の内容は毎年変わるようだが、大成ラミックはどれもリピートしたいくらいのクオリティの高さだった。
※私の真似は行わないように！投資は自己責任で！
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