Warning: The magic method InvisibleReCaptcha\MchLib\Plugin\MchBasePublicPlugin::__wakeup() must have public visibility in /home/c7008823/public_html/reversalman.com/wp-content/plugins/invisible-recaptcha/includes/plugin/MchBasePublicPlugin.php on line 37
国連英検 B級 受験体験記 | いっぱつマンの実験ブログ

国連英検B級 受験記

国連英検に申し込み、教科書と過去問題集を購入。まずは国連に関する基礎知識の勉強が必要だ。
B級のテスト範囲は公式サイトによると
http://www.kokureneiken.jp/release/20200212b
第一章(グテーレス事務総長の演説)
第二章(国連とは何か?)
第三章(国連の機構ー6主要機関)
第七章(日本と国連)

この4章だけだが合計58ページはある。私の勉強法はまず英語の本文を書き写し、その後
日本語の本文を書いた英語を読みながら訳し、最後に教科書の日本語訳を確認することだ。
しかしながらわからない単語がたくさん出てくる。学生時代に聞いたことあるような・・・といった
言い回しや国連ならではの単語、外交用語がわんさか出てくる。
それら一つ一つを頭に入れていくうちに、おぼろげながら国連の枠組み、仕組みの全体像がつかめていった。
そして過去問を解いていく。国連英検は年2回開催されるので、過去問が豊富にあるのは助かる。
例年出題パターンは似たところもあるが、テクニック云々よりも基礎的な英語の知識があるかどうかを
問われているというのが所感である。

B級はリスニング40問、リーディング40問、100単語程度のエッセイで20点、計100点満点のテストだ。
過去問を解いていく中で、ある程度の作戦も固まってきた。それぞれのセクションの内容と自分なりの戦略、所感を

1−10問目
日常会話の中で適切な一言を4択の中から選んで答える問題
TOEICのPart2と同じような感じだ。
音声は4-10単語程度。そのため反芻して考える時間はない。
思い切って日本語訳を問題用紙に書き、後でゆっくり考える作戦にした。

11−20問目
短い会話を聞いて、その内容が理解できたかを問う質問に対する適切な答えを4択の中から答える問題
TOEICのPart3をかなり簡単にした感じだ。
得意な人なら特に対策しなくても8割は取れると思う。

21−40問目
やや長い会話を聞いて、その内容が理解できたかを問う質問に対する適切な答えを4択の中から答える問題
TOEICのPart3に近い。リスニングはここまで

41−45問目
25単語程度の短い文章の穴埋めで、選択肢の中で適切な語順のものを埋める問題
中学レベルの文法ができればまず大丈夫

46−50問目
35単語程度の短い文章の中で、文中の単語のどこかに文法的な誤りがあるのでそれがどこかを当てる。
高校レベルの文法ができれば大丈夫なはずだが、対策が一番難しかったところでもあった。

51−55問目
教科書の中にある長文の穴埋め問題 国連に関する知識が問われる。
教科書の丸暗記が最も効果があるが、要点さえ押さえていればなんとかなる。

56−60問目
国連に関する知識が問われる。イージー問題

61−63問目
文章の読解 「この文章は長文のどこに入る?」を問われる
文章と文章の前後関係がわかっているかが問われる。

64−70問目
文章の読解。その中にある単語は、以下の選択肢の中のどれと同じ意味?を問われる
語彙力と文章理解力の両方が試されるが、A級に比べたら遥かに簡単。

71−80問目
長文読解。各段落で、ざっくり何を説明しているか?を問われる。
それでも、TOEICのPart7よりかははるかに簡単に感じた。
内容を80%理解できていれば、消去法でも正解を見抜くことは十分可能。

ラスト
100単語程度のライティング 国連の活動や社会問題に関するテーマが問われるので、
それに対する自身の考えを国連の活動と絡めて書く
テーマは年によって様々だが、100単語は案外短い。いかに簡潔に表現するかがポイントになりそう。
細かい採点基準も問題集に載っているので、それに合わせれば10点以上は軽く取れるはずだ。

受験本番、会場は確か東京音楽大学だったと思う。ちょっと駅から遠かったが、
静かな場所だったことは覚えている。早く着きすぎたので会場となる講義棟脇のベンチで最後の仕上げとリスニング対策を行った。

テスト時間は120分。見返す時間は十分にあったが、リスニングパートだけは取り返しはつかない。
1−10問目でとった作戦は大当たりだった。正直、二転三転してようやく答えに辿り着いた時もあった。
微妙な解釈が必要な場合や引っ掛け問題もある。その聞き分けが特にむずかしかったのを覚えている。

結果は無事合格。70点代ではあったが、勝ちは勝ちだ。グテーレス事務総長のスピーチ内容から出題されたのは
正直予想外だったが、それ以外は国連の基本的な知識ならびに英語の基礎知識があれば10代でも楽々合格できると思われる。
過去問を解きまくってパターンを掴み、時間配分と作戦を決めて準備すれば楽勝だった。

かけた総勉強時間は30時間。ポケモン銀で言えばカントー地方のジムリーダーと戦い、リニアの定期券を手に入れるくらいだと思う。
しかし30時間って1日6時間やれば5日で終わってしまうと思えば結構少ないかもしれない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました